デモサイトパーソナルジム/LP

ALINE|パーソナルジムLP

デスクワーク中心の30〜40代を対象とした、架空のパーソナルトレーニングスタジオの集客ランディングページです。 コンセプトは「体重計に乗らない、パーソナルジム。」

この作品について 本作品は、LP制作のスキルを示すために制作したデモサイト(サンプルサイト)です。 実在する企業・店舗・サービス・人物とは一切関係がなく、実際のクライアント案件ではありません。 掲載している実績数値・お客様の声・受賞歴の類は一切設定しておらず、実際の販売成果を示すものでもありません。 写真素材には生成AIで作成した画像を含み、登場する人物はすべて実在しません。

ALINEのLPのPC表示全体。ファーストビューから料金、制作者紹介、FAQ、フォームまでが縦に並ぶ。
PC表示(枠内をスクロールできます)
ALINEのLPのスマートフォン表示全体。1カラムに積み上げた構成。
スマートフォン表示

LPの目的

目的を「無料姿勢診断+体験トレーニング(60分)」の予約獲得の1点に絞りました。入会をゴールには置いていません。

国内のパーソナルジムLPを11件調査したところ、全国チェーンから個人店まで、すべてがCTAを「無料カウンセリング/無料体験の予約」に一本化していました。LP上で入会まで決めさせている例は1件もありません。月額2〜5万円・継続課金・対面サービスという商材は、ページの文章だけで契約を決断できる金額帯を超えているからです。

目的を体験予約に置いたことで、LPの全セクションを「来店しない理由を1つずつ消す」という一本の軸で評価できる構成になりました。

想定したターゲットと課題

都内勤務の30〜40代女性(中心は35歳前後)。1日8時間以上デスクワークをしていて、過去にヨガや市営ジムに通ったが続かなかった層を想定しています。体重は20代からほとんど変わっていないのに、服の似合い方が変わったことに気づいている。けれど「痩せたい」とは少し違う——この言語化されていない違和感を持つ層を中心に置きました。

申し込みをためらう理由は、7つに整理しました。

  • また続かないかもしれない
  • 月3万円は高い
  • きつい食事制限をさせられそう
  • 体験に行ったら勧誘されて断れない
  • 何をされるか分からない
  • トレーナーとの相性が不安
  • 辞めるときに面倒そう

この7つは想像で作ったものではありません。調査した11社がFAQや注記で「先回りして否定していた項目」から逆算して抽出しています。6社が「強引な勧誘はない」に言及し、複数社が「糖質制限はしない」を前面に出していました。競合が何を否定しているかを見れば、顧客が何を恐れているかが分かります。

訴求設計のポイント

1. 評価指標そのものを置き換えた

訴求軸を3案作って比較し、「体重ではなく姿勢を見る」という指標の置き換えを選びました。価格の安さで勝負すると、調査で確認した低価格型LPが抱える「条件付き表記の分かりにくさ」という弱点をそのまま引き継ぐことになります。評価軸を変えることで、価格比較の土俵から降りる設計にしました。この判断には、体重を減らしたい層を意図的に外すという選択が含まれます。対象を絞ることで、残った層への訴求を鋭くしています。

2. 第2セクションに「続かない理由」を置いた

一般的なLPは2番目に商品の特徴を置きますが、この層にとっては過去の挫折経験が最大の障壁です。「あなたのせいではない」と先に言わない限り、どれだけ優れた特徴を並べても「でも私には無理」で終わります。そこで第2セクションで続かない3つの理由を言語化し、第3セクションの3つの仕組みと番号で1対1に対応させました。共感で終わらせず、構造として解答していることを示す設計です。

3. 実績を使わずに信頼をつくった

架空案件のため、実績数値・口コミ・ビフォーアフター・受賞歴・専門家の推薦は一切使えません。使えば捏造になります。代わりに、「仕組みの説明」「料金と解約条件の完全開示」「体験60分の分単位の開示」の3つで信頼を構築しました。とくに解約条件は、隠さず料金セクションと同じ面に置いています。先に伝えるほど信頼されるという判断です。これは実際の新規開業ジムが直面する状況そのもので、「実績がない段階でどう信頼をつくるか」への回答でもあります。

4. CTAの文言に所要時間と金額を併記した

「お問い合わせはこちら」ではなく「無料で姿勢診断を受ける(60分・0円)」。時間コストと金銭コストを同時に打ち消すためです。加えて、全CTAの直下に「勧誘はいたしません」を配置しました。FAQにまとめるのではなく、不安が最も大きくなる瞬間=ボタンを押す直前に置いています。

デザインの工夫

配色が価格帯のシグナルになることを前提に設計しました。調査の過程で、低価格型のジムは白×明るい差し色、高額短期集中型は黒×ゴールド、女性専用型は白×ピンクという明確な相関があることが分かりました。配色はそれ自体が価格帯と業態を伝えてしまいます。

ALINEは月29,800円の中価格帯で、主張は理知的なもの。そこでオフホワイトを基調に、深い緑を1色だけ効かせました。蛍光系の差し色(安さの記号)も、黒×ゴールド(短期高額の記号)も、ピンク(女性向けジムという既存カテゴリの記号)も避けています。アクセント色はCTAボタンにのみ使用し、他の装飾には一切使っていません。アクセント色を装飾に流用した瞬間、CTAの引きが消えるためです。

書体は、大見出しのみ明朝体にしました。調査では情緒訴求のLPが一様に明朝+広い字間、機能・価格訴求がゴシック+大きい数字という傾向を示していました。ALINEは情緒(整う)と理知(なぜ体重ではないのか)の両方を扱うため、大見出しだけ明朝で静けさを担保し、本文はゴシックで読みやすさを優先しています。

レイアウトは意図的にパターンを変えています。全面写真、横3分割、写真なしの縦積み、左右交互配置、ベタ面に白文字、横タイムライン。セクションごとに型を変えることで、スクロール中の単調さを避けました。

ファーストビューで差別化を完了させる設計にしました。ターゲットは「通えるか」「いくらか」「自分向けか」を合計30秒で判断します。そこでFVとFV直下の3カラムバッジだけで、誰向けか・何が違うか・月額・次に何をするかの4点を伝え切る構成にしています。

制作で意識したこと

見た目の美しさより、行動までの導線

全セクションが、ターゲットの7つの不安のいずれかに対応しています。どの不安にも対応していないセクションは置いていません。セクション数を12に絞ったのも、調査対象に19セクション構成のLPがあり、スマホでは長大すぎると判断したためです。

コピーと実装の整合性

原稿で「予約は約30秒、入力は3項目」と書いた以上、フォームは実際に3項目でなければなりません。約束と実物がずれているLPは、その一点で信頼を失います。

公開後に修正できる状態で作ること

参考にした複数のLPが、本文を含めてテキストをすべて画像化していました。デザインの自由度は上がりますが、公開後の文言修正に画像の再書き出しが必要になり、表示速度・文字サイズ変更への対応・SEOでも不利になります。今回は見出しの図版部分のみ画像化し、本文はすべてテキストで実装。さらに料金・営業時間・CTA文言をシンボル化し、デザインを崩さずに文言だけ差し替えられる状態にしました。

法令への配慮

パーソナルジムは「姿勢」を扱うため、医療行為との境界に注意が必要な領域です。症状名(腰痛・肩こり)での訴求、効果の断定、医療的効果の標榜を一切使わず、「整える」「軽く感じる」という体感の表現に統一しました。景品表示法の観点からも、根拠のない優位性表現と実態のない限定性は使用していません。

制作プロセス

リサーチから実装までの全工程を、成果物として文書化しています。

  • 競合LPリサーチ(国内11社+ベンチマーク1件)
  • 競合比較・成功要素の分析
  • LP制作企画書(目的・ゴール設定)
  • ターゲット・購買心理分析
  • 商品・サービス設定書
  • 訴求戦略・セールス構成案(訴求軸3案の比較を含む)
  • LP原稿(キャッチコピー5案の比較を含む)
  • デザイン指示書/画像・素材リスト/実装指示書
  • 公開前品質チェックリスト(90項目)

デザインの美しさだけでなく、なぜこの構成にしたのか・なぜこの訴求にしたのかを、すべて根拠とともに説明できる状態で制作しています。

同じ進め方で、御社のLPも。

構成と訴求の意図をご説明しながら進めます。まだ内容が固まっていない段階でもご相談いただけます。

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